福岡の害虫駆除、ゴキブリ駆除、食中毒、衛生管理

プロフィール

大久保 柾幸

●防除作業監督者
・・・害虫駆除の資格

●ISO14000内部環境監査員
・・・環境認証ISOの監査員養成講座修了

●HACCP実務者
・・・衛生管理手法HACCPの実務者養成講座修了

●HACCP実践研究会会員
・・・衛生管理手法HACCPの研究会

●食品衛生責任者
・・・飲食店などを出店する際に必要な資格、衛生責任者の養成講座修了

●レイチェル・カーソン日本協会会員
・・・レイチェル・カーソンの生涯や思想を発信する会

●アジア太平洋こども会議BCIO担当
・・・日本とアジアの子ども達の国際交流の場を提供する市民団体

●福岡青年会議所シニアクラブ会員
・・・「ひとづくり」「まちづくり」を行う青年団体のOB会

●法政大学経済学部通信教育部に通う現役大学生

1966年生
福岡市早良区出身
男3兄弟の長男
2娘のパパ
血液型O型、
動物占い: 虎
六星占術: 水星人(+)
趣味: 磯釣り・テニス・ぶらり旅

福岡市西新に生れ、背振山麓の片田舎で自然に囲まれて育った。

春になると、田んぼ一面にレンゲ草、あぜ道にはつくしんぼ。たけのこを狙ってイノシシが出没。初夏はホタル、夏はクワガタやカブト虫。室見川水系の源泉、水がきれいな川や滝つぼがプール。

秋にはあぜ道に彼岸花、柿を食べに現れるサル達。初冬になるとメジロが庭に姿を見せ、美しい鳴き声を披露。冬は雪合戦やソリ遊び。自然をこよなく愛す田舎ッペ。

21歳、金融業界へ就職し大都会東京へ。
その後、建材プラント商社、警備会社を経て、30歳で独立。
31歳、有限会社アースウェルを設立し代表取締役。

ソフトバンク孫社長の活躍を知り、直接逢って話をしたいと面談を申込む。22歳、ソフトバンク孫社長と一対一の面談が実現。孫社長の壮大な夢や人生計画、考え方をじかに聞く中で、その熱い想いが心に響いた。

人生とは何なのか、仕事とは何なのか、真剣に考えることの大切さを教えられた貴重な時間は、何ものにも変えがたい私の宝物。その出逢いが刺激となって、起業を意識するようになった。

28歳のときにレイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」を読んだ。殺虫剤の乱用が自然に与えてきた影響を調査し、警鐘を鳴らしたことで賛否を呼んだ本。

私が生まれる少し前、レイチェル・カーソン女史が命をかけて仕上げたこの一冊をきっかけにして、地球環境への関心が世界中に広まったことを知り、私の心は思いっきり揺さぶられた!

自分も何かやらなければ・・・。
世の中のために役立つことを一生の仕事にしたい。

という想いが強くなっていった。

そんなときに知ったのが、厨房の実態。
・厨房はきつい・汚い・危険の3K職場。
・厨房にはゴキブリやコバエ、ネズミが多い。虫がいて当り前の世界。
・定期的に殺虫剤をまいている。殺虫剤を撒くのが一般的。
・ジメジメして湿度が高く、くさい。

厨房というところは料理を創るところだから、「きれい」が当たり前だという先入観があった。一般消費者も、「厨房はきれいだ。」と当然のように思っている。

しかし、実態はそうではなく、厨房にとって、衛生管理や害虫対策は大きな悩みのひとつだということがわかってきた。

「殺虫剤を使わずに、きれいな状態に改善する方法はないものか・・・。」
図書館や官公庁に毎日のように通い、調べて回った。

そして、農業の分野にIPM(総合的病害虫・雑草管理)という手法が存在することを知った。

何と、私が生まれた1966年、その年にスミスレイノルズ氏(Smith and Reynolds)が提唱し、FAO(国連食糧農業機関)によって「あらゆる適切な防除手段を相互に矛盾しない形で使用し、害虫密度を経済的被害許容水準以下に減少させ、かつ低いレベルに維持するための害虫個体群管理システム」と定義された手法だ。

その後、アメリカで徐々に広がり、1993年には、クリントン政権が「農地の75%でIPMを実施する」と宣言をした。日本には、1970年代に先駆者によって取り入れられており、決して新しい手法ではないが、手間のかからない農薬散布による防除が発展する中で、IPMが完成されずに取り残されていった。

「従来の予防散布中心の農薬に頼りきった病害虫や雑草に対する防除体系を見直し、農薬以外の様々な手法を組み合わせた防除方法によって必要最小限の農薬散布にとどめる。」

これを、調理場に応用すればいいんじゃないか・・・
いや、こんな方法があるんだから、誰かが既にやってるんじゃないか?

でも、いくら調べてもだれもやってない・・・。

このままでいいのか・・・とは思ったものの、正直言って、これを仕事にするには抵抗を感じた。油汚れ、ゴキブリ、におい・・・との長い戦い・・・実際に、自分自身がやっていけるのか?

「誰もやらないなら、自分がやるしかない!」
「IPMの厨房版を完成させて、きれいな調理場を広めよう!」

そう決心したとき、既に思い立ってから一年余りが過ぎていた。

1996年、30歳のときにサラリーマンを辞め独立。
金無し・コネ無し・経験無し。全くの未知の世界に飛び込んで、研究を始めた。

1997年6月、31歳のとき、アースウェルを設立。

その後、IPM手法による厨房の衛生改善システムを独自に構築、環境認証のISOや衛生管理のHACCP手法を学び、それらを融合させることで発展させてきた。

「日本中の厨房を真にキレイな空間にする。」という理想を掲げてスタートした事業。理想の実現に向け、想いはますます膨らんでいる。

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